謹賀新年
謹んで新年のお慶びを申し上げます。旧年中は当施設に格別のご厚意を賜り、心より御礼申し上げます。
昨年は介護業界全体が様々な課題に直面する中、当施設も例外ではありませんでした。特に、利用者数の減少という厳しい現実に向き合うこととなりました。一方で、近年の傾向として、当施設では高齢男性の利用者が増加しています。これは男性の平均寿命の延びや、単身高齢男性世帯の増加などが背景にあると考えられます。
そして男性の増加だけでなく、時代の変化に伴い利用者様の生活様式も変わってきているように感じています。従来のケアでは求められているニーズに応えるのが難しくなってくるケースも増えることがあるかもしれません。
これまでの取り組みをさらに深めるとともに、新たな課題に向き合いながら、研修を通じて介護技術や認知症ケアに関する専門性の向上に取り組むだけでなく、職員のワークライフバランスを重視し働きやすい環境を作ることで、より質の高いケアの提供を目指し、すべての利用者様にとって、より快適で満足いただける施設運営を実現していきたいと考えております。
結びとなりますが、皆さまの健康とご多幸を心よりお祈り申し上げます。本年もどうぞよろしくお願いいたします。
令和7年元旦
社会福祉法人 帝塚山福祉会
介護老人保健施設 聖和苑
施設長 後藤康生
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